2024年1月12日(金)。
本日のイラスト。
上手い下手は別として、絵を描く事は物心ついた頃からずっと好きだった。
きっかけは、絵が上手い一番上の姉の真似をしたかったから。
一番上の姉とは6歳離れているので、ませた絵を真似て描いていたと思う。
当時、紙製の着せ替えが好きでよく遊んでいたが、それも姉が手描きで作ってくれていた。
『こういう洋服が欲しい』とか『人形の髪型はこういうのが良い』など、リクエストすると、素敵な絵を描いて着せ替えにしてくれたものだ。
私は姉が描くのを横で見てワクワクしたものだ。
それを家で真似て練習して、幼稚園や小学校に行って描いて、何人かに喜んで貰ってプレゼントしていた記憶がある。
小学校・中学校・高校(選択美術)
美術はずっと好きだったので、どの時代も楽しく描いていた。
美術に関しては、他者の評価を気にした事はなかった。
技術は姉には全くかなわなかったので、
自分が上手い部類ではなく、凄く好きの部類だと知っていたから。
他者の作品を見ることも大好きだったので、
「この人には素晴らしい技術がある。」とか、
「この作品には凄いエネルギーの画力がある」など、
そういう客観的な感想は、心の中では感じていた。
「こういう絵好きだなあ。」
「自分もこういう絵が描ける人になりたいな。」
頭の中ではめちゃくちゃ影響も受けていた。
次の作品は私も・・・
「光と影を精巧に描こう。」とか、
「緻密なコツコツとした作品を時間かけて描こう。」とか、
「見えるものをそっくりに描こう。」などなど。
しかし・・・生物でも風景でも人物でも・・・何故か目の前のモノを正確な見たままどおりに描けない。
自由に描いてしまう癖?がある。性格なのだ。
真っ白い紙やキャンバスを目の前に。
スケッチの段階ではそっくりに描く努力はしても、着色段階になると・・・
どうしても、『この色を塗りたい!』とよぎってしまうと止められなかった。
描いていくうちにどんどん自由なイメージが湧いてきて、止められなくなる。
中学生の時、鉢植えのグリーンの観葉植物を描く際に、またまた着色段階になると我慢できず・・・グリーンに赤系の色もお似合いと、コーディネート。
グリーンの葉っぱの何枚かを赤い葉っぱにして完成。綺麗な色で自己満足。
なんとそんな絵を、校長先生が気に入ってくださり、校長室に飾ってくださった。
自慢したいわけではなく・・・
『美術って、絵って、アートって、やっぱり素晴らしい!!』と思った瞬間だった。
何がって、自由な表現ができる事が。許される事が。受け入れて頂ける事が。
そんな経験が宝になっている。
ありがたい。
そんな大発見が中学生であったもんだから、そこから更に自由な描きへ。
高校では、毎回自分は好きなモノを描かせて欲しいとお願いし、許可がおりた事も感謝。
夜間絵画学校に2年間くらい通った時も、「上手くないのに、自由な描きが作品の長所で武器」とありがたいお言葉頂いた。
だがしかし・・・今となっては、基本あってこその自由なのもわかる。
基本も頑張らねば。
しかし、基本に固くとらわれるのもマイナス。
自分が何が描きたくて、それが描けるかだ。
毎日イラストで描きたいものは沢山ある。
描き終わった完成度は、自分の中では低めだ。
広い意味では、ほとんどが好きな作品ではあるけれど。
明日はもっと自分の満足度が高まるように頑張ろう。と、ほぼ毎日思う。
毎日自分のイラストを模索し続けている。
線路は続くよどこまでも。
好きな方は、どんどん自由に絵など描いたり、創作したり、表現してくださいね。
そこには果てしない自由が広がっています!!
裏紙にイラスト描いたり、結構リフレッシュにもなるかもです。
意外とさりげない落書きの方が格好良かったり!お洒落だったり。
表現、楽しいですね!
好きな写真。