どんなに好きな事でも、他の感情が勝ったらスパッと辞める。サッパリするものだ。

2023年12月16日(土)。

昨日のイラスト。

『サン坊の愛車。』

愛車と言えば→私には愛車は無い。

近頃は、歩く事が自分の仕事だと勝手に思っている。

普通の自転車は持っているけど、今年は長かった暑い夏から乗っていない。

秋になったら自転車に乗ろう!と思っていたけど、日々歩く行為が気持ち良すぎて・・・あっという間に冬になってしまった。

 

元々は、かなり車の運転をしていた。

自分の運転で、大自然にドライブに行くのは大好きだった。最長、北は秋田県迄。西は兵庫県迄。色んな山の中の温泉に行ったり、運転は好きだった。

二十代前半からの三十年間、車の運転をお腹一杯し尽くした満足感に襲われていたし、52歳の頃に好きより気になる感情が湧いて、思い立って車の運転を卒業した。

『今日で車の運転は最後です。明日から一切しません!』と、免許は返納していないけど、家族に発表して運転を辞めた。

独身時代はレジャーの為の運転。家庭を持つと主に家族の為。娘が小学校入学してすぐにバスケを始めたので、そこから中学卒業までの9年間は子供の部活動の為。両親が高齢になると、両親の用事の車出しも多かった。

行く先々の環境で、たまたま自分が車を出すことが多かった。長きに渡りほぼ毎日運転して、土日は遠征の人乗せや荷物運びもした。運転が好きだったから苦痛ではなかったが。

自分はまだまだいけると思っていたけど・・・50歳?頃に、「自分の運転が以前より下手になったかも?」と、感じるようになった。

特に、疲れている日や寝不足での運転は危ないと感じるようになった。

長距離移動で疲れが発生したり、渋滞中に眠気が襲ってくることも経験した。

若い頃では考えられなかった。むしろハンドルを握れば目が覚めていたのに・・・。

またその頃になると、過去に自分がぶつけてしまった事や、ぶつけられた事などを度々思い出すようになり、気をつけなきゃ!!という気持ちが強くなり、明日は長距離で人を乗せるんだと考えると・・・現地目的の楽しみよりも、運転プレッシャーの方が上回るようになった。気が重くなったのだった。

悩んだ末に、悩むなら運転はしない方が良いとの考えに至り、パッと早期に卒業した。

 

楽しい気持ちが何より勝っているうちは良いけど・・・楽しみより何か別の感情が大きく湧いてしまうと限界がくる。その時が辞めるタイミングだ。

大概の事は、ここで終わりにしても悔いは無いぐらいやった事だから良い。

 

他には、ママさんバレーボールもそうだった。バレーボール自体は凄く楽しくて10年続けたけど・・・チームが強くなるにつれて、色々問題が湧いて出て来た。

単純に、試合に出る出ないのいざこざだけだったら致し方ない事だから耐えられた。

同時に対外的な役員・審判などの仕事も増えてきて・・・大変な事をいつも同じメンバーがやっている現状。更にはやらない人が陰で『他のチームに顔を売りたくてやってるんだから、感謝なんてしなくて良いんだよ!』などの発言。

この理不尽な感じを乗り越える気力は自分には無い。

子供ならまだしも、大人の本質は変わらないと思う。その人はそのままだろう。

家庭の主婦は、家庭が大事なメインの仕事。社会の職場環境で悩むのはありだけど、趣味で悩むのはどうなのかな?

こんなに悩む時間を費やしてまで、乗り越える事なのかな?

ここまでして自分にとっては単に趣味の1つであるバレーボールは必要かな??と。

天秤にかけて辞める考えに至った。

 

自分の勝手なルールは、あれだけ考えて好きなことを辞める決断をしたんだから、一度辞めたら生半可な気持ちでは再び始めない。サッパリしたもんだ。

また、何かに興味を持って新しく始める時は、精一杯はまることを心がけている。

とにかく一生懸命やること。いつ辞めても悔いが残らぬようにベストを尽くす。

 

友人から、『まだまだ若いんだから運転再開しなよー』とか、『たまにはバレーやりに来ない?』などと、よく言われるけど・・・やらない。

徒歩と公共交通機関とはとっても上手くやっているし、また今となっては、目の前にやりたい事が山積みで、そこにはバレーは入っていない。。。

運転、バレーは辞めたけど、今も毎日充実し、時間が足りないくらい楽しい。

 

最後に・・・

車の運転に関しては、世のご高齢のドライバーの方には、本当にお気をつけて頂きたい。

ご高齢の方だけではありませんが、皆様ご自身にアンテナを立ててお気をつけて。何があってもイライラなさらず、楽しい運転をなさってくださいませー。と思う。

 

今朝のウォーキング中、いちょうが役目を終えて積もっていた。お疲れ様でした。

見事に積もってました。

過去に描いたイラスト。『チューリップ。』