2023年12月11日(月)。
昨日のイラスト。
昨日このイラストを描いている時に、夫が見て『We are the worldだねー。』と言ってきたので、そのままタイトルにした。
We are the worldと言えば→私達は世界。
私達は世界と言えば→世界の皆で一つになって助け合おう。
とんちんかんな解釈は嫌なので、念のため調べてみたら、かけ離れていないようだ。
若い頃シンディローパーが好きだった私は、この歌に心震わせた。熱くなった。
世界でグローバル化が進み、広い意味では世界との距離は近くなった。
しかし自分レベルだと、まだまだ遠いと実感することが多々。
何年か前に、夫がマダガスカルを1人旅した際の話し。
偶然のご縁あって、現地の寄宿聾学校の職員の方とお知り合いになり、夫がその聾学校の夕食に招待して頂いた。
写真や動画で様子を見せて貰うと、暗い室内で小学生くらいの子供たちがキラキラと歓迎してくれている様子も見られるが、夫が『切迫した状況』と言う意味がわかった。
電気が通っていない。夕飯を暗闇の中で食べている。
聾者は見る事でのみ状況判断ができるし、聴者聾者関係なく灯・光は心の安定には絶対欠かせないもの。
灯・光・明るさは人間の心身健康・教育・成長に不可欠。
もちろんその食事の量も、ごく僅かなものだった。皆やせ細っている。
夫の『1番困っていることは?』の質問に対しては、「電気が通って欲しい」との答えだったらしい。
夫は、自分にできる範囲の寄付をしたり、現状を示す書類を作成し様々な方法を試し、娘も協力してPanasonicを訪ねたりもした。しかし、力は及ばなかった。
個人の力では遠い世界を変えていくのは難しいと感じる。大きな強い味方が必要だ。
何か1つ物を送っても、相手に届かないこともある。世界は果てしなく広くて遠い。
貧困だけではなく、世界の問題は山積みで・・・常に争いが起きているし。
まずは自分の世界に感謝して、地に足つけて自分の生活。できる事をしっかりやろう。
昨日の夕焼け時の写真。この時期に菜の花?と思った。
調べたところ、菜の花開花時期は2月~5月のようだ。
本日、12月11日。(夫の)お父さん、お誕生日おめでとうございます!
これからも心身健康にお気を付けて、カープと共に楽しく一喜一憂してください。
日々自由に、気分のまま、好きなように生きてくださいませ。
娘は猫パッパ(お父さんの愛称)が幼い頃から大好きで、私はお父さんのファンです。
そして、うちの夫をこのような性格に育ててくださり、感謝しています。
3歳で聴覚を失った夫を、明朗快活に育ててくださるのは大変だったと思います。
まずはご自分たちが辛さを乗り越えて、聞こえなくなった子供の育て方への苦悩。
ショックは何度も襲ってきただろうし、何もかも手探りだったと思います。
父親は日々仕事が大変な中、休みの日にもゆっくり休めず・・・
聴者・聾者関係なくお友達と外遊びに連れ出したり、囲碁を教えて強くして成功体験を増やして自信を持たせたり。多くの様々な経験をさせて可能性を探ってくださった。
伸ばせる能力を最大限伸ばしてくださった。
今の夫の人格形成は、そのおかげだと思っています。ありがとうございました。
これからは、私たちがお役に立てる事も少しはあると思いますので、なんでも言ってくださいね!
ブログでお祝いのメッセージとさせて頂きます。