若い頃友人と、なんちゃって哲学で盛り上がった。造語も思い出した。私はバランサーになれたのか?

2024年1月19日(金)。

本日のイラスト。

『戸惑うきのこ。』

今日の気分は、ピンクっぽいイラストを描きたかった!

いわゆる『迷宮』のような背景にしようかと考えていたけど、結果違った。

イメージは変わっていないので、タイトルを『迷宮入りしたきのこ』にしようかな?

っと考えたが、『迷宮』は迷路のようなものなので、違う。

また改めて描こう。

 

56歳になって、以前と比べて思考回路が楽になったのを実感している。

面倒な事への割り切りも早くなったし、エネルギーの回復も早くなった。

心身を害さないよう、その手前のコントロールが上手くなっているんだと思う。

自分を甘やかしたり、暴言を吐いたり、自由度が増した。

これは、夫と娘の性格のおかげだと思う。

自由で自己肯定感が高い性格と接していると、『自分もこうなった方が、自分が楽だろうな。』と感じるし、『その方が相手の事も楽にさせるだろう。』と思えてくる。

何にしても、頑張りすぎや無理はいけないし、できない。

風まかせ~で、しばらく気の向くままに行ってみようかな。

 

今日の昼間歩きながら、若い頃によく考えていた事を思い出した。

友人Mマンとは、人間関係・個人の性格・生態などの話しをよくした。

お互い精神的に支えあい、鼓舞しあっていた。

鼓舞という表現は大袈裟かも?互いに応援しあっていた。

若者だったので、二人の造語もあった。

 

『ホットス』→とても熱い性格の方

『クールス』→とても冷静沈着な方

『夢見』→夢はたっぷり語れるけど、実行にはできない

『青』→若くないのに青い

『我が』→我が我がガツガツ

『酔いしれ』→喜怒哀楽かなりの感情を込めて、いろんな人に自身の感情を訴える

『バランサー』→バランスの良い人

 

私達の会話は

「ホットス、クールスどちらかに偏るのも怖い。適度な温度で両方とも必要だね。」

「夢見にならないよう、気を付けよう。」

「青はまずいね。」

「常に我がの話しを聞いていると、お腹いっぱいで疲れるね。」

「酔いしれはドン引き。」

そしていつも、

「バランサーになりたいね!!」と。

何に対しても表と裏はある。対義語の両面を考えられるのがバランサー。

事物を把握する際にも、温と冷のバランス。

人間関係は最もバランスが重要。

自分からの見解、相手からの見解も両面からのバランスが必要。

自身の感情すらも両面同時に考えられるのがバランサー。

バランサーに憧れたものだ。

 

さてさて・・・何十年か経て今の私達がいる。

憧れの『バランサー』にはなれているのだろうか?

 

あと、『似て非なるもの』というテーマも楽しかった。

『似て非なるもの』→一見似ているけれど、全く違うもの「えせ」。

他者に対する真の優しさを持っている方と、優しさや善行が自分自身の利益の為という方。

一見善行は同じに見えるけれど、似て非なるものだ。

自分たちも良い人でいたいけど、「えせ」にならぬよう、いつも心がけていた。

 

当時はこのような『なんちゃって哲学』みたいな話が面白かった。

あれ?でも今もあんまり軸は変わってないような気もする・・・。

バランサーになれているかどうかはわからないけど、今の自分を好きなのは家族と心許せる友人たちのおかげ。ありがとう。

 

昨日の夕焼け綺麗だった。

美容院終えたら日没直後で、『絶対綺麗そう!』と思い、土手まで慌てて走った。

途中の夕焼け。

少し遅かったけど、やっぱり綺麗だった。

ギリギリ間に合って良かった。

過去に描いたイラスト。『紫陽花。』

季節外れですが。