素晴らしい作品に感謝
本日は今までインプットさせて頂いた様々な秀作映画の中から、
何度も思い出すわたしのナンバーワン作品を紹介したい。
いろんな意味でわたしの人生の教科書。
今ある幸せの場所に案内してくれた作品。
映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』
28歳の時にこの映画を観て依頼、三十年近くナンバーワンに君臨し続けている。
独身時代、夫婦時代、子育て時代、ほぼ子育てを終了した今の時代、
誰もが悩んだり迷ったりしながら最後は自分で決断して進む。
今振り返ると、わたしはこの映画に出会った事でかなり良い影響を受けている。
わたしは三姉妹の末っ子、幼い頃から自分の考えをハッキリ言ってきた。
要領が良く、少し努力すれば何でもできるという思考のムカつくガキだった。
小さな山はあっても高校卒業するまでは何の苦労もなかった。勉強も運動も。
大学の推薦を断って服飾専門学校に行ったものの、、、目標に向かって真っ直ぐコツコツと努力することよりも快楽が優先していた。両親への感謝の気持ちなど考えられず、その時々の幸せを流してしまった日々。そんな時期もあった。
社会に出てからは少し成長し?必死に働いた。
学生時代は多くの友人との交流、新しいカルチャーとの出会いなどとても刺激的で楽しかった。
がしかし、もっとガムシャラにひたむきに努力すれば良かった。。。多々後悔もした。
過去には戻れない分、謙虚に仕事をガムシャラに努力してフリーになった。
そんな頃にこの映画と出会った。
ストーリーの素晴らしさはもちろん、母の深い愛情、フォレストの誠実さ、、、自分の小者感がとにかく恥ずかしかった。。。
わたしも、今からでも心の視野を広げてひたむきに生きよう!と感じたのを覚えてる。
様々な心わしづかみポイントはある。
IQが低くて馬鹿にされるフォレストに、母は「バカをする者がバカなのよ。だからフォレストはバカじゃない。」と。
強くて深く子供を思っての愛情表現は素直に子供響く。子育ての肝。
歩行の装具を用意した時も、「これは魔法の靴」「他人にバカにされてはダメよ」と勇気づけ、「お前は何一つみんなと違わない」と励まし続け、どんなことでも丁寧に根気強くわかり易く説明。
フォレストが一人でも強い心を持って生きていけるように背中を押し続けた。
母は自身の死の間際には、「人生はチョコレートの箱のようなもの。食べてみるまで中身はわからない。だからその手で箱を開け、どんなチョコレートを選びとるかは自分自身で決めるのよ。神がお前に与えたもので、ベストを尽くすのよ。」というお言葉を残す。
この映画について数年前に書かれていた記事で素晴らしい説明コメントがある。
まさにわたしも同じように考えた。
以下省略しながら紹介。
「ギフト」という言葉には「才能」という意味がある。
何かが人より優れてるから才能ではなく、人が持つ力はすべて神様からの贈り物であり、人に対する「誠実さ」さえギフトに値する。
フォレストは誠実さで自らの人生を切り開いていく。
母の教えをしっかりと受け止め、人との出会いを大切にし、人に対して真っ直ぐ向き合う。そういう人柄だからこそ、応援したり救ってくれる人が現れる。
打算も野心もない、純度の高い誠実さは一つの才能と言えるだろう。
もしかしたらわたし達は、与えられたもの以上の力を望みすぎなのかもしれません。
今ある力でベストを尽くさず、他人をうらやみ、必要以上により優位に立とうとしているのかも。
でも大切なのは、まず与えられたものでベストを尽くすこと。
そうすればその後の人生はきっと、チョコレート箱のように楽しいものになるはず。
*2016年に松岡厚志さんの書かれた記事
わたしも、その時代時代、置かれた状況によって
自分をフォレストに当てはめてみたり、お母さんに置き換えてみたり、、、
色々背中を押して貰って今の幸せがある。
人生の全てが一期一会。
これからも、わたしなりにベストを尽くして、ワクワクしながらチョコレートを一粒ずつ味わっていく。
素晴らしい作品よ、ありがとう。
そして、これからもよろしく!!
本日の写真撮影